デスクワークの恐さ
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『からだ豆知識』幸喜ブログ
テニス肘は、手首を伸ばす筋肉の腱に炎症が起こり、肘の外側に痛みが出る病気です。テニスやゴルフなどのスポーツや重いものを持ち上げるなどの日常的な動作が原因で発症することがあります。
テニス以外にもゴルフや野球などのスポーツや、ピアノやギターなどの楽器演奏、キーボードやスマートフォンの操作など、肘や手首を酷使する動作が原因となります。
また、重い荷物を持ったり、タオルを絞ったり、ドアノブをひねったりするような日常的な動作でも肘の外側に負担がかかります。加齢や筋力の低下もテニス肘のリスクを高めます。
症状は、肘の外側から前腕にかけて痛みが出ることでが特徴です。痛みは手首を反らせたりひねったりすると痛みが強くなります。重症化すると握力が低下したり、日常生活に支障が出たりすることもあります。
まずは安静にすることが大切です。痛みが出る動作を避けて、湿布や薬を使って痛みを和らげます。またテニス肘用バンドを装着すると痛みが軽減されることがあります。
鍼灸ではテニス肘の痛みを緩和する効果が期待できる治療の一つです。鍼灸では痛みの原因となる筋肉や筋膜に鍼を刺激したり、お灸の温熱効果で血行を促進したりして、自然治癒力を高めます。