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温湿布と冷湿布の違い

kohki4400@gmail.com

こんにちは絆鍼灸整骨院です。

皆さんは身体が痛い時に湿布を貼るのに、温湿布と冷湿布どっちが良いんだろうか。。。と悩んだことはありませんか?

本日は温湿布と冷湿布の違いについてお話ししていきます。

温湿布と冷湿布何が違うのか

結論から言うと実はどちらも効果としての違いはほとんどないのです。

どちらも消炎鎮痛効果のある成分を含んでいます。

温湿布と冷湿布の使い分けは痛みの原因や状態によって異なります

一般的には、急性期の炎症や痛みには冷湿布、慢性的な痛みやこりには温湿布が効果的とされています。

温湿布

●成分・働き

<有効成分>サリチル酸グリコール
<はたらき>炎症、痛みをおさえます

<有効成分>グリチルレチン酸
<はたらき>炎症をおさえます。

<有効成分>トウガラシエキス(原生薬換算量1.0g)

<有効成分>トコフェロール酢酸エステル
<はたらき>血流を改善します。

冷湿布

●成分・働き

<有効成分>サリチル酸グリコール
<はたらき>炎症、痛みをおさえます。

<有効成分>グリチルレチン
<はたらき>炎症をおさえます。

<有効成分>I-メントール

<有効成分>トコフェロール酢酸エステル
<はたらき>血流を改善します。

一つ違いがあるのは温湿布の成分にはトウガラシエキスという皮膚に刺激を与え暖かく感じさせる成分が、冷湿布にはメントールという清涼感を感じさせる成分が入っています。

これらは実際に血流を促したり炎症を止めるという効果はありません。

つまり温湿布と冷湿布の大きな違いは貼った時の感覚の違いにあります。

温湿布と冷湿布どっちが効くの?

前述に記したように温湿布と冷湿布には貼った時の感覚の違いしかない為、効果の差はほとんどありません。
湿布を選ぶ時に大事なのは「痛み止め成分」で
サリチル酸メチル(サリチル酸グリコール)などのエステル、インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェンなどがあります。

ロキソプロフェン

ジクロフェナク

フェルビナク

サリチル酸メチル

上から順番に消炎鎮痛成分が強いものになります。

鎮痛成分が強いものは副作用などのメリットも多くありますので、お求めの際は薬局の登録販売者さん薬剤師さんに相談されるのをお勧めします。

まとめ

湿布の効果を左右するのは消炎鎮痛成分で、その成分が強いもの程副作用も出やすいため気をつけなければならないのと、効果は一時的なので使用に依存せず持続する症状は専門機関で治療を行って下さい。

自己紹介
幸喜 正寛(こうき まさひろ)
幸喜 正寛(こうき まさひろ)
代表
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